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あおぞら銀行(旧日本債券信用銀行)の買収問題が、いよいよ最終局面に差し掛かってきた。三井住友フィナンシャルグループはきょう25日にも、ソフトバンクに保有株の買い取り価格などの条件提示を行う。優先交渉権を持つ米投資会社サーベラスとの事実上の一騎打ちで、買い取り価格は1000億円をめぐる攻防となりそうだ。
三井住友とサーベラスは今月4日から買収価格決定の前提となるあおぞら銀の資産査定を行っていた。これから具体的な条件提示を行うが、交渉のルールは、すでに12%を保有するあおぞら銀の大株主、サーベラスが圧倒的に有利だ。
まず三井住友が買収価格を提示。ソフトバンク側はこれをサーベラスに通知し、同社は30営業日後の4月中旬まで買収価格を検討できる。そこで三井住友と同額以上の価格を提示すれば落札できる優先交渉権を持っているのだ。
あおぞら銀買収は、3月期決算をにらんだ計画とされるだけに、4月までもつれ込めば、買収の意味が薄れる。このため三井住友内部では「あえて火中の栗をつかむ必要があるのか」とする声も出ているようだ。