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(回答先: インタゲ政策の達成手段以外に日銀が打てる政策がない現状では基本的に従来通り 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 24 日 18:54:44)
あっしらさんへ指名で解説をお願いしてしまい少々気が引けていたのですが、丁寧な解説を頂きありがとうございます。
>中央銀行の金融政策で解決できるものではありません。
これはその通りだと思います。もう、そんな時期はすぎてしまった。(過去にチャンスはあったのでしょうが、政府と財務省と日銀の思惑のズレが効果を半減してしまった。)
財務省の目下の政策目標は、国債の安定的発行.消化と銀行の財務内容の安定健全化にのみに重点を置いてるように見うけられます。
財務省が一番危惧してるのは『国債の暴落』。これを阻止するためには、ありとあらゆる手段(国民の利益に反する手段も含む)を採ってくる可能性があると思います。
経済の原則に従えば、景気が回復すると金利も上昇するのが常ですので、財務省が景気の回復を本気で願う政策を採る可能性は低いのではないかとも思えます。
インタゲは、相対的に国の借金も減る政策なので、これならやり易い。ただ、世界的なデフレ傾向.金融緩和状況下でのインタゲは効果が薄いと考えます。又、一歩間違うと大変なことにならなくもない。(金利の急騰より円の価値の暴落を危惧します)
永遠に続くデフレもインフレもありませんから。
ところでニュースでよく言われる「長期金利」と「短期金利」についてですが
「長期金利」→政策金利(日銀が決める金利)で10年国債を基準
「短期金利」→市場金利(マーケットが決める金利)で1年以内が基準
の理解で合っていますか?
(経済用語辞典などで調べたのですが、載っていませんでした。(汗))