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[パリ 22日 ロイター] スノー米財務長官は、大規模な減税を盛り込んだブッシュ大統領の経済対策が、米経済のより力強い回復を促すことによって、低迷する世界経済を支える、との認識を示した。
初のG7参加となった同財務長官は、ブッシュ政権が提案する6950億ドル規模の国内経済対策について議会の承認を得ることが、世界全体にとって非常に重要、との認識を示した。
しかし、一部欧州諸国の当局者らは、米国の赤字は他の国の繁栄にとって脅威であり、助けとはならない、として米国に主張に異論を唱えた。
同財務長官は、「世界最大の経済国として、われわれが成長すれば、それが世界経済を押し上げることになる」と述べた。
「そのために、米国の景気回復を促進することが非常に重要であり、ブッシュ大統領の雇用および景気プログラムは、米国だけでなく、国際社会にとって重要だ」と、同財務長官は説明した。
欧州諸国の一部は、米国の財政と貿易という双子の赤字が拡大することに懸念を強めているが、スノー財務長官は、米国は世界経済を支援するためにすべきことを実行している、と主張した。
そのうえで同財務長官は、「国際社会において、米国は先導役でなければならないが、成長ペースや力強さは十分ではない」と指摘した。
また、G7各国は成長促進のため、それぞれの状況に合った対策をそれぞれがとる必要がある、と述べたが、他の国がとるべき対策について、具体的な言及は控えた。
スノー財務長官は、G7で協議したその他の議題として、テロ資金を封じ込めるための対策や、貿易自由化の必要性を挙げた。
そのうえで、「世界的な経済成長促進のため、貿易障壁の撤廃も必要」との見解を示した。
(02/23 14:13)