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主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)に出席するためパリ入りしている塩川財務相とスノー米財務長官は22日朝(日本時間同日夕)、市内のホテルで会談した。スノー長官は「日本の経済成長は、米国、世界の経済にとって重要だ」と述べ、日本が適切な金融・財政政策を取ることへの期待を表明した。
会談は約30分行われ、日米の経済問題について意見交換し、塩川財務相は日本経済について「全体の力は弱い」としながらも「昨年秋から製造業を中心に企業に活力が出てきた」と指摘。銀行が公的資金に頼らず増資によって自己資本を充実する動きがあることなど、明るい面も強調した。
また、銀行の不良債権の処理を進めるだけではなくて、産業再生機構を通じて、企業を収益性の高い部分とそうでない部分に分けて活性化を図る方針を説明。日銀に対しては、一層の金融緩和を要請し、「できるだけ早期に物価上昇率をプラスにしたい」と述べた。
一方、スノー長官は、ブッシュ大統領が提案している減税を柱とする新総合経済対策について説明し、「米国の経済成長は、日本や欧州に好影響を与えるだろう」との認識を示した。 (20:40)