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[パリ 22日 ロイター] スノー米財務長官は、強いドルは米国の国益にかなう、としたうえで、強い通貨は健全な経済ファンダメンタルズの反映でもある、と述べた。
7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)終了後の記者会見で述べたもの。
為替についての質問に対し、同長官は、「われわれの姿勢は変わっていない。歴代の財務長官を通じて、変わっていない」と述べた。
欧州諸国は、ブッシュ政権の経済対策に盛り込まれている大幅減税によって、米国の財政赤字が拡大するとの懸念を示しているが、スノー財務長官は、欧州のG7加盟国に対し、経済対策で拡大する財政赤字は、歴史的な基準でみれば、大幅なものではない、としたうえで、米経済のより強い成長が世界全体の経済を支援することになる、と説明したという。
同長官は、G7参加国の間では、イラクとの戦争の可能性が、資本・株式市場にマイナスの影響を与えているとの共通認識があるが、イラク問題が解決すれば、これらの市場はすぐにプラスの反応を示す、との見解を示した。
経済対策に伴う財政赤字の拡大については、長期的な成長を促進し、税収を押し上げる方策として立案された場合、短期的には価値のあるものだ、と指摘した。そのうえで、全体的なビジネスサイクルのなかで、米国は財政規律の確保と財政均衡のために努力する、と強調した。