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米国際経済研究院(IIE)のマーカス・ノーランド博士は21日、米へリテージ財団と韓米交流協会、韓国国防研究院が共同で主催したセミナーで「韓国の投資家らは新政府より『危険回避的(risk−averse)』である可能性があり、従って(危険が表面化する場合)資金を海外に移動させることができる」と述べた。
同氏はこの日、ソウル・プラザホテルで開かれた「新しい経済の時代に向けた準備」というセミナーに出席、「韓国経済は新政府の今後の政策方向、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の行動、家計金融の不良化に伴う国内経済の状況、イラク戦争の可能性に伴う海外経済の緩やかな回復という4つの不透明性に直面している」としながら、このように明らかにした。
この発言は新政府の政策が保守的な国内外の投資家に不安を与える恐れがあり、韓国経済に不透明性をもたらしているとの意味として解釈される。
ノーランド博士は「盧武鉉(ノ・ムヒョン)当選者が経済政策の方向を明かしたものの、外国人の立場からは金大中(キム・デジュン)政府の発足時とは違って、(新政府の)経済計画に対する知識の水準が低いのが事実」とした。
セミナーに出席した米韓国経済研究所のウインダー所長は「韓国政府はスタンダード(基準)と手続きを随時変更している」とし、「金大中政府の改革のうち、最も不十分な労働市場の改革を新政府がどのように処理するのか、が韓国が次の段階に成長するための重要な要員になるはず」と指摘した。
同日、基調演説を担当した姜奉均(カン・ボンギュン/元財政経済部長官)新千年民主党国会議員は「相当数の韓国人と外国人投資家らが新政府の経済政策の方向に対し、期待と憂慮を同時に示している」とし、「新政府の財閥改革政策は企業の投資意欲を萎縮させる方向で推進することはないはず」と語った。
鮮于鉦(ソン・ウジョン)記者