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[パリ 21日 ロイター] 塩川財務相は、主要7カ国(G7)は、対イラク開戦によって世界のデフレ圧力が悪化した場合は協力するべきだ、とする見解を示した。
7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)に参加するため、パリを訪れた同相が、記者団に対して述べた。
同相は、いわゆる地政学的リスクが現実化すれば、世界中のデフレがより深刻になるということが主要な懸念だ、とし、こうした状況に対処するため、G7は、協調して取組まなければならない、と語った。
その上で同相は、こうした取組みとして、通商や資本市場の自由化、外為相場の安定化などがありうる、との考えを示した。
また同相は、速水日銀総裁の後任について協議するため、24日に小泉首相に会う、と述べた。(ロイター)