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塩川正十郎財務相は21日の閣議後記者会見で、岩手県などが構造改革特区で自家醸造酒(どぶろく)の製造や販売を認めるよう求めていることについて、「すぐに開放する」と述べ、提案を容認する方針を示した。酒の製造免許を取得するには、酒類ごとに定められた製造見込み量を上回る必要がある。これに対し、岩手県などは見込み量の基準緩和を通じ、特区内での小規模製造を容認するよう要望している。