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坂口力厚生労働相は20日夕の経済財政諮問会議(議長・小泉純一郎首相)で、2004年度に実施する予定の年金制度改革について論点を提示した。現行の社会保険方式をもとに改革を進め、国庫負担の割合は現在の3分の1から2分の1に引き上げる方針を確認。また少子化など社会・経済情勢の変化に対応できるよう、給付水準が自動的に調整される仕組みを制度に組み込むことも検討対象とする。保険料の納付に伴い増えるポイントに応じ、給付を受けられる「ポイント制」の導入も提示した。
実施のスケジュールとしては、今秋にも厚生労働省としての年金改革案を提示する方針を示した。その後、政府・与党内で調整して12月には政府案を決定、2004年初頭の通常国会には改正法案を提出する段取りを想定している。諮問会議では同時に、医療保険制度改革の厚労省私案も提出された。小規模で数の多い保険運営者を再編して都道府県単位での運営を中心とし、運営の安定化を図るほか、各都道府県で医療計画を策定できるようにする。これを進めつつ、高齢者医療制度の制度改革にも着手する方針を示した。 (19:41)