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(回答先: 竹中経財相:景気は一時的に弱含み、腰折れではない−2月月例報告 [ブルームバーグ] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 19 日 22:25:11)
東京 2月19日(ブルームバーグ):2月の月例経済報告は、米国経済について、前月と同じ「回復力に底堅さがみられる」との判断を示した。ただ、先行きリスクとして緊張が高まるイラク情勢を挙げた。
報告では、「イラク情勢は本年に入って一層緊迫し、その影響から原油価格が上昇、株価は下落している」と指摘。消費者の信頼感は昨年夏以降、低下傾向にあるが、今後のイラク情勢次第では、さらに消費に悪影響を与えると懸念を示した。
また、イラク戦争のシナリオ次第では、米国経済に大きなコストを強いるものとなる恐れがあると指摘。報告によると、「戦争のコスト」を試算した研究結果では、最悪の場合、直接的軍事コストは湾岸戦争時(760億ドル)の約2倍の 1400億ドルに上るという。さらに、占領・平和維持コスト、原油価格上昇によるコストなど「戦後コスト」も含めると、1.9兆ドルに上る見込みという。
民間調査機関の米国経済の見通しによると、経済成長率は02年10-12月が前期比年率プラス0.7%のあと、03年1−3月期はプラス2%台半ばに回復し、その後もプラス3−4%程度で推移する。
三菱総合研究所は、19日に発表した内外景気見通しで米国経済について、設備投資が伸び悩む一方で、イラク情勢などを背景に個人消費も低調に推移し、年前半は厳しい状況が続く、との見方を示した。特に、原油価格高騰は消費マインドに影響し、景気の足かせになると指摘。ただ、イラク情勢が落ち着きを取り戻せば、年後半には減税を中心とする経済対策の効果が表れ、ある程度は減速に歯止めがかかる可能性があるとみる
東京 青柳仁美 Hitomi Aoyagi