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仏高級ブランド、ルイ・ヴィトンの日本法人、ルイ・ヴィトン・ジャパン・カンパニー(LVJ)は18日、最近の円安・ユーロ高に伴い平均6.0%の値上げを24日から実施すると発表した。エルメスやイタリアのブルガリなども一部商品の値上げを決めている。デフレ不況でも海外高級ブランド人気は依然強く、それを見越した強気の値上げとも言えるが、個人消費に貢献しているブランド品の値上げが、女性の心理を冷やすかどうか、注目される。
イラク情勢などで米国経済の先行きに不透明感が増し、日本も経済低迷の長期化が続く中、ユーロは対ドル、対円ともに高騰を続けている。為替相場は昨年3月につけた直近の最安値である1ユーロ=111円から今月14日の同130円までユーロ高が進んだ。上げ幅は1年弱で約17%にのぼる。
LVJは仏本国での製造コストなどを勘案して価格を改定しているが、今回の値上げはユーロ高で輸入コストが増えたのが主因。靴などを除くほとんどの商品が対象となり、若い女性を中心に人気のあるバッグ「ヴァヴァンGM」10万2000円を10万8000円に、8万5000円の同「ブレラ」を9万円にする。
エルメスの日本法人も、ユーロ高や本国での製造コストを反映して革製品を中心に平均5%値上げする。イタリアの宝飾品ブランド、ブルガリも3月1日から一部商品を値上げする。毎年春の価格改定の一環だが、ユーロ高も考慮しているという。 【増田博樹】(毎日新聞)