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(回答先: 現状の金融政策の継続を決定=日銀政策決定会合 [ロイター] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 14 日 15:31:19)
[東京 14日 ロイター] 谷口財務副大臣は、きょうの日銀政策決定会合で、国債買い切りオペの月2兆円への増額を要請したことを明らかにした。
財務省内で記者団に述べた。
谷口財務副大臣は、きょうの日銀金融政策決定会合において、「われわれの方は、従来から言っている(長期国債買い切り)2兆円のことを言って、あとはABCPなど適格担保の拡大を提案した」と語った。長期国債買い切り額は現行月1兆2000億円となっている。
また、同副大臣は、中小企業金融円滑化の拡充を日銀に求めたとした。
同副大臣は13日、ロイター通信の取材に対し、「中小企業に資金が行き渡るよう、バイパスをつくることが必要だ。これまでに政府系金融機関が発行する財投機関債を日銀が引き受け、政府系金融機関が中小企業に資金を供給するいわゆるツーステップローンを提案してきたが、こうしたものを含めて、日銀にも考えてもらいたい。本当に資金需要がないのであれば、不良債権を処理しても中小企業の資金繰りの問題は解決しないことになるが、金融仲介機能の問題であることも考えられる」との認識を示していた。
このほか同副大臣は、きょうの決定会合で新総裁人事の話は出たのか、との質問に対して、出なかったと語った。