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ロンドン 2月12日(ブルームバーグ):英政府統計局(ONS)が12日発表した1月の失業統計(季節調整済み)によると、失業者数は失業手当申請ベースで前月比3500人減の92万8500人となった。昨年12月の失業者数は速報の同5800人減から同2100人減に改定された。失業率は7カ月連続で3.1%の水準となり、27年ぶりの低水準が続いている。
ブルームバーグ・ニュース調査の予想中央値は失業者数が前月比2000人減少、失業率は3.1%で、失業者数については予想を上回る減少となった。
同時に発表された所得統計によると、10−12月期の平均所得は年率3.7%上昇(予想中央値3.9%上昇)で、伸び率は9−11月期の3.8%から減速した。また、生産性の指標として注目されている製造業の単位労働コストは10−12月期に同0.6%上昇(予想中央値0.5%上昇)で、9−11月期の同0.7%上昇から低下した。
一方、国際労働機関(ILO)の定義に基づいて算出された10−12月期の同国の失業率は5.1%だった。
ロンドン Iain Rogers 吉崎美帆 Miho Yoshizaki