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霞が関の中央官庁に雇われている非常勤職員のうち約1000人が、同じ官庁に所属する正職員らの紹介による「コネ採用」であることがわかった。また、開かれた求職の場であるはずのハローワークでも全国で約1000人の非常勤職員を「コネ採用」していた。
12日の衆院予算委員会で民主党の長妻昭氏が「雇用の厳しい折、不透明な採用は許されない」と指摘したのに対し、中島忠能・人事院総裁は「公募で採用するようにする」と方針転換を明言。坂口厚生労働相も「少なくとも厚生労働省は今後すべてを公開して採用したい」と述べた。
長妻氏や総務省の調べによると、本省だけで約1万2500人の非常勤職員がおり、そのうちコピーとりなどをしている「事務補助職員」965人を含む1015人が縁故採用だった(2月1日現在)。公募で採用されたのは901人でコネ採用より少ない。
また、ハローワークは全国の約1万3000人にのぼる非常勤職員のうち1004人を職員や地元の県議、国会議員らの紹介によって採用。これとは別に、ハローワークの本来の業務である求人票での公募をせずに「窓口に来た人の中からよさそうな人を一本釣り」(所長の一人)していた例も。このケースでは、日給が9000円と好条件だったため、求職者の殺到を避ける狙いがあったという。
(19:17)