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[東京 10日 ロイター] 小泉首相は今夜、奥田日本経団連会長ら財界人と、消費税問題を中心に意見交換した。同時刻、首相経験者も都内で会合を開き、医療費問題と消費税について意見交換を行った。4月の統一地方選挙も控え、奥田会長が投げた段階的な引き上げ論に対する意見交換が各所で行われたもようだが、首相と財界人の会合に出席した田中直毅・21世紀政策研究所理事長によると、小泉首相は「5%の税率は、国際的にみて引き上げの余地は十分あるが、次の時代になるだろう」と述べ、首相在任中に税率を引き上げる考えがないことをあらためて示した。
終了後、記者団に対して述べたもの。
田中氏によると、会合の趣旨は、「消費税問題を中心として、意見を聞くのが目的だった」という。さらに、「総理は、次の時代のリーダーにはそういう手段(消費税率引き上げ)が残されてしかるべきだと語った」とし、将来の引き上げは否定しなかったもよう。
また、同氏によると、3月19日で退任する速水日銀総裁の後継人事や産業再生機構社長人事など、人事の話は出なかった、という。
一方、中曽根元首相、宮沢元首相、橋本元首相、森元首相ら首相経験者の会合でも、医療費問題と消費税、選挙、イラク情勢などについて意見交換した、という。ただ、会合では、焦点の日銀総裁人事やインフレターゲットについての話はなかった、という。終了後、宮沢元首相が記者団に対して明らかにした。
小泉首相と財界人の会合に出席したのは、奥田日本経団連会長、田中直毅・21世紀政策研究所理事長、岸・東京三菱銀行相談役、御手洗キヤノン社長、鈴木イトーヨーカ堂社長、西岡三菱重工社長など。
★ 小泉首相の最後の“支持基盤”が「消費税アップせず」になりかけていますからね。