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ベルリン 2月10日(ブルームバーグ):ドイツ財務省とドイツ連邦銀行10 日発表した昨年12月の鉱工業生産指数(製造業、建設業、公益事業、鉱業が対象、1995年=100)の速報値(季節調整済み)は前月比2.6%低下(前月2.4%上昇)となった。低下率はブルームバーグ調査によるエコノミスト予想中央値(同1.5%低下)を上回るとともに、1999年2月以来約4年ぶりの大幅低下を記録した。
前年同月比では、12月の鉱工業生産指数は0.5%低下(同2.4%上昇)となり、エコノミストの予想中央値(同0.6%上昇)に反し低下した。
内訳をみると、12月は、全体の8割を占めている製造業・鉱業が前月比2.7%低下(前月改定値は2.9%上昇)した。うち中間財は2.5%低下(同2.1%上昇)、資本財は4.2%低下(同4.4%上昇)、消費財は0.2%上昇(同1.9%上昇)となった。エネルギーは1.0%上昇(同4.2%低下)、建設は5.8%低下(前月は3.8%上昇)だった。
地域別にみると、旧西独地域が同2.8%低下(前月2.7%上昇)、旧東独地域は同0.9%低下(前月改定値は0.5%上昇)だった。
ロンドンVeronica Lizana 吉崎美帆 Miho Yoshizaki