現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産21 > 547.html ★阿修羅♪ |
|
ワシントン 2月10日(ブルームバーグ):ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査によると、米商務省が13日発表する1月の小売売上高は前月比0.7%減と、4カ月ぶりに前月比でマイナスに転じる見通しだ。12 月に過去最高を記録した自動車販売が鈍化したのが響いたとみられ、前月の同 1.2%増から落ち込む見込み。自動車を除いたベースでは同0.5%増と予想されている。
ただ、個人消費には景気回復を持続させ、製造業を押し上げるのに十分な程の力強さがあるとみられ、1月の雇用者数が3カ月ぶりに伸びるなど雇用の拡大で、需要は数カ月中に押し上げられる可能性がある。東京三菱銀行(ニューヨーク)のシニア・ファイナンシャル・エコノミストのラプキー氏は、「労働市場は安定しつつある。これは消費者が消費に充てるカネを手にしていることを意味する」と指摘する。
14日に米連邦準備制度理事会(FRB) が発表する1月の鉱工業生産指数は、前月比0.3%上昇(予想中央値)となる見込みで、昨年7月以来最大の伸びが予想されている。11、12日には、グリーンスパンFRB議長が議会証言する予定で、製造業と個人消費、雇用の好転について、イラク攻撃をめぐる不透明感が払しょくされ次第、米景気が拡大し始める前兆だと指摘する可能性もある。ラプキー氏は、「グリーンスパン議長は、不透明感が景気浮揚を阻んでいるため、景気見通しはもっと明るいだろうと証言する」と語る。
今週は、2月のミシガン大学消費者マインド指数の発表が14日に予定されており、ブルームバーグ調査によると、2月は82(1月は82.4)に低下する見通し。労働省が13日発表する1月の輸入物価指数は前月比0.8%上昇と、前月(0.7%上昇)を上回る伸びとなりそうだ。
今週発表の主要経済指標
発表日時 対象期間 経済指標 ブルームバーグ調査 前回実績
---------------------------------------------------------------------
02/13 8:30 1月 輸入物価指数 0.8% 0.7%
02/13 8:30 2/8 新規失業保険申請件数(万件) 39.0 39.1
02/13 8:30 1月 小売売上高 -0.7% 1.2%
02/13 8:30 1月 小売売上高(除く自動車) 0.5% 0.0%
02/14 8:30 12月 企業在庫 0.2% 0.2%
02/14 9:15 1月 設備稼働率 75.6% 75.4%
02/14 9:15 1月 鉱工業生産指数 0.3% -0.2%
02/14 10:00 2月 ミシガン大学消費者マインド指数(速報)82.0 82.4
ワシントン Vince Golle 、 Kristy McKeaney 東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo