現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産21 > 407.html ★阿修羅♪ |
|
[東京 7日 ロイター] 速水日銀総裁は、国債保有に伴う価格変動リスクに関連して、十分な引き当てなどを行っているとし、日銀の財務の健全性に問題があるとは考えていない、と語った。
衆院予算委員会で原口一博氏(民主)の質問に答えたもの。
速水総裁は、長期金利が上昇した際のリスクについて、「保有する国債の価格変動に対してはリスクの適切な把握を行いながら、十分な引き当てを実施している。現状、財務の健全性に問題があるとは認識していない」と述べた。その上で、「財務の健全性確保は、政策運営努力の維持、通貨の信認を支える上での重要な基盤と考えている。今後とも財務の健全性の維持に努めていく所存である」と語った。
また、日銀が約57兆円保有している長期国債については、「期間がいろいろあるので一概には難しいが、2002年9月末の長期国債の保有状況を前提に計算すると、10年物金利が1%上昇する場合、約1兆円程度の損失が生じる計算になる」と語った。
”金利が何%上昇すると、日銀の自己資本がゼロになるか”との質問に対し、速水総裁は 日銀の自己資本は法定準備金や引当金などを含め、「約5兆1000億円の準備金が積んである」と答えた。