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(回答先: ゴミレポート読むと、バカがうつる。 投稿者 日時 2003 年 2 月 07 日 12:57:44)
「 」さん、こんにちわ。
>全国の斜陽産業、地盤沈下産業から東京のサービス業へと就労人口が移転すれば、日
>本経済全体も必ず活性化する。
これを書いた方は、利益の源泉もサービス業の拠って立つ経済条件(産業の規定的重層性)もご存知ないようです。
飲食や労務肩代わりのサービス業は、余裕的可処分所得に支えられるものです。
食糧生産・日用財生産の生産性上昇の成果としてサービス業は伸びていきます。
(必要財の生産をこれまでの80%の活動力で行えるようになることで、100%の活動力を財の生産に費やす代わりに、20%の活動力を他者に分配して快楽や家事負担軽減を得るというものです)
というわけですから、財の生産活動が危殆に瀕すれば、サービス業も低迷することになります。
財の生産活動が持続的成長することを通じてでしか、まっとうなかたちでのサービス業の成長はありません。
財の生産活動が危殆に瀕してもサービス業が伸びるとしたら、貯蓄保有者が浪費に走ったり、海外から金融収益を持ち込みそれを浪費したり、政府が赤字財政支出を大盤振る舞いしたりしたときです。
もっともらしい「巧言令色」のレポートを読んで、どこにバカに潜んでいるかを見つけるのも意味はあるでしょう。
>首都圏の人口伸びも知らないんだから。
>人口動態くらい常識として、経済コメント書けよ。
レポートを書いた人に言わせれば、サービス業の就労で首都圏の人口を増やし、それをさらに人口が増える呼び水となるというものでしょう。
サービス業従事者も、別のサービス業を利用するわけですからね(笑)