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東京 2月7日(ブルームバーグ):ブルームバーグ・ニュースがまとめた百貨店6社の1月売上高(速報値)は、松坂屋、三越など5社が前年マイナスとなった。初売りや冬物セールが好調で初旬は売り上げを伸ばしたが、その勢いは後半に失速。気温が低い日が多かったことから春物衣料品も低調だった。
「初売りと同時開催のクリアランスセールは好調で1月は好スタートをきったが、後半にセールが息切れした」(松坂屋本社業務部の五味ゆかり氏)。松坂屋では初売りから順調に伸ばしていた客数も、中旬以降の伸び悩みで、結果的に各店が軒並み減少となったという。
三越、阪急百貨店、大丸も初売りの好調を最後まで持続できなかった。阪急では「(消費動向は)前半集中にシフトしているため後半が厳しかった」(広報室の林克弘氏)。大丸もクリアランスセールだけの売上高は前年比6−7%増加だが、全体を補いきれなかったという。三越は、依然として経済環境が厳しいうえ、本店の大幅減少については昨年に新館閉鎖前にセールを行っているための影響だとしている。
高島屋は、東京地区のセールが同2.3%減、関西地区が前年並みだった。部門別では、主力の婦人服、紳士服が低迷した。初売りでは婦人服や子供服有名ブランドのほか、食料品の限定品といった特色のある福袋が売れたという。
一方、伊勢丹はわずかだが前年実績を上回った。初売り、セールの好調に加え、婦人服を中心に綿コートやプリント柄のブラウスなど春物衣料品が順調に売れ始めていることが寄与した。
【百貨店6社の1月売上高】
(前年同月比%、▲はマイナス。速報ベース、高島屋は店頭売上高のみ)
松坂屋 ▲3.5(全店)
三越 ▲2.7(全店) ▲6.0(本店)
阪急百貨店 ▲1.5(全店)
大丸 ▲1.0(全店)
高島屋 ▲0.9(全店) ▲1.6(東京店) ▲0.3(大阪店)
伊勢丹 0.4(全店) 1.1(本店)
東京 堤 紀子 Noriko Tsutsumi