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(回答先: イングランド銀:政策金利を0.25ポイント引き下げ‐予想外の結果 [ブルームバーグ] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 06 日 22:28:19)
フランクフルト 2月6日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)は6日、定例政策委員会を開き、短期金利の調節手段である短期買いオペ(売り戻し条件付き債券買いオペ=レポ)の応札最低金利を2.75%のまま据え置くことを決定した。3年ぶりの低水準にとどまった。ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト32人を対象に実施した調査によると、全員がこの日の金利据え置きを予想していた。
上限政策金利の限界貸出金利と下限政策金利の中銀預金金利も、それぞれ 3.75%、1.75%に据え置かれた。
これにより先にイングランド銀行は、内外の需要見通しが若干弱まっていることを理由に、予想に反し政策金利を0.25ポイント引き下げ、3.75%とした。
ECBはすでに、昨年12月に実施した0.50ポイントの利下げが域内景気を押し上げるはずだとの見方を示している。しかし、利下げ以来発表された経済指標は、12月のドイツ失業者数が4年半ぶりの高水準に達し、1月のユーロ圏製造業景気指数も5カ月連続で景気の縮小を示すなど、域内景気の抑制を示唆している。
フォルクスワーゲンや日産自動車に点火装置を供給する独ベルのルエツ最高経営責任者(CEO)は、ブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、「景気回復は年央だと期待していたが、まだ景気の底を付けてはいない」と語った。
早期変更なし
ECB政策委メンバーらは、ECBが早期利下げを実施しないことを示唆していた。イッシングECB理事も1月30日、「2003年のわれわれの基本的シナリオでは、スタートは引き続き緩やかだが、経済成長は今後強まり、インフレ抑制が続くはずだ」と指摘。米国主導の対イラク攻撃の懸念から景気が抑制されている局面での金融政策変更は「逆効果の恐れがある」との見方を示していた。
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