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東京 2月6日(ブルームバーグ):日本銀行の速水優総裁は6日午前の衆院予算委員会で、中小企業の資金調達円滑化をめぐり、売掛債権の証券化について「早期実現に努力していきたい」と強調した。公明党の北側一雄氏への答弁。
総裁は、中小企業の売掛債権が65兆円あり、「早く市場化が実現すればいいと思っている」と述べた。また政府系金融機関が公的保証をすれば「投資家が投資しやすくなる」と指摘した。
平沼赳夫経済産業相は、売掛債権について「証券化し、債権化する構想を練っている」と述べ、「金融機関の受け入れ状況、中小企業の対応とか、総合的に検討している。日銀とも相談している」と語った。