現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産21 > 318.html ★阿修羅♪ |
|
東京 2月5日(ブルームバーグ):自民党の麻生太郎政調会長は5日午後、一部外国メディアと会見し、イラク情勢が緊迫化した際の原油政策について「戦争がおきたと仮定して、原油価格が上がっている中にあって、ある一定の限度を超えれば、国家備蓄の放出という形で国内での原油価格の暴騰を避けることになる。そのために国家備蓄をしている」との考えを明らかにした。
平沼赳夫経済産業相も「価格安定のため、消費国、備蓄国としての手立てを積極的に講じていかなければならない」と述べ、緊急時に備蓄放出の用意があるとの見解を示していた。
同省によると、昨年10月末時点での日本の石油備蓄の状況は民間分が82日分(約4248万キロリットル)、国家備蓄が92日分(約4783万キロリットル)の合計約173日分(約9030万キロリットル)。
また、麻生政調会長は「湾岸戦争のころ以上に、石油(の輸入先)が中近東に偏っているのはいろんな意味で日本の安全保障上問題がある。基本的にはエネルギーの輸入先が中近東以外に分散されるのは正しい」との考えを示した。