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[ワシントン 3日 ロイター] ブッシュ大統領の国防予算案は、2004会計年度(2003年10月─2004年9月)の規模こそ3799億ドルと153億ドルの控えめな伸びにとどまるが、同時に、2005年から2009年まで毎年約200億ドルずつ国防予算を増額し、2009年までに4836億ドルとする中期計画も示している。
2004年度分では、2001年の同時テロ事件を踏まえ、特殊作戦関連や無人偵察機の予算を増やしている。
また、ミサイル防衛システムの実験・配備の予算を15億ドル増やし91億ドルとしたほか、部隊要員の給与引き上げ、艦艇7隻の新規製造、次期戦闘機などの予算も計上している。
しかし、議会で争われることになるのは、2004年度の国防費よりも、中期計画の方になる公算が大きい。
あるアナリストは、これについて、冷戦時を上回る軍拡となり、「持続は難しいのではないか」と指摘している。
米国では上下両院で与党共和党が過半数を確保しているものの、財政赤字が膨らむことへの批判も強まっている。