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【ニューヨーク=田中昭彦】3日まとまった2003年1月の米国の新車販売台数は、前年同月比2%減の108万9303台だった。各社が昨年末に現金還元などの販売奨励策をとった反動で一服感が出た。年率換算は1620万台で、業界の今年の予測値(1650万台)を少し下回ったが、各社は「消費者に買い控え感は出ていない」と強気の姿勢を崩していない。
ダイムラークライスラーのクライスラー部門は、11.7%減と主要メーカーで最大となる二ケタ減。ゼネラル・モーターズ(GM)とフォード・モーターが1月から始めた新たな販売奨励策に追随しなかったのが響いた。このため、クライスラーは3日、競合2社への追随を発表した。大型ピックアップトラック二車種の購入客に対して2000ドルから3000ドルの現金を還元する。
GMとフォードは現金還元だけでなく、個人顧客向けリース更新の繰り上げ促進策を相次ぎ打ち出している。ただ、販売奨励策で先陣を切ったフォードがGMを制し、ビッグスリーでも唯一、前年水準を上回った。 (11:01)