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[アテネ 3日 ロイター] 欧州委員会のソルベス委員は、昨年11月時点に比べて、欧州経済のダウンサイドリスクが増している、との見方を明らかにした。欧州委員会は昨年11月、2003年のユーロ圏の経済成長率が1.8%になる、との見通しを示していた。ただ、ソルベス委員は、見通しを修正するのは時期尚早、とも述べた。
同委員は、地中海・湾岸経済へのユーロの影響に関する会合の合間にロイター通信に対し、「成長へのリスクが現実となる可能性は11月より高まっているが、これを数値で表すのは時期尚早」と述べた。
同委員は、欧州委員会が11月の報告書で言及したリスクが、原油価格上昇などの形で、一部がすでに現実となっている、と指摘した。
一方、ユーロ圏にとって懸念となる水準までユーロが上昇する可能性があるかどうか、との質問に対しては、同委員は、「あるかもしれないが、ただ、現時点ではそのような状況ではない」と答えた。
同委員はこれまで繰り返し、欧州委員会は現行のユーロ相場に満足していると強調しているが、その上昇スピードに懸念も示している。
(02/03 20:32)