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[東京 3日 ロイター] 高木金融庁長官は、不良債権処理の加速と中小企業向け融資の目標設定について、特に矛盾するとは考えていない、と述べた。
定例会見で述べたもの。
高木長官は、公的資金注入行の経営健全化計画に関連して、”リスクが比較的高い中小企業向け融資の義務付けと不良債権処理は両立しない、との意見がある”との質問に対して、「不良債権処理は包括的な政策を通じて2004年度に正常化を図るということで取り組んでいる。中小企業向け融資は、適切なリスク管理をしながら、円滑な金融に努めることは重要なもので、当然並行していく。特段、矛盾するというふうには考えていない」と語った。
また、中小企業向け融資の目標達成に向けた取り組み体制に問題があったことを理由に、同庁が年度途中でみずほホールディングス<8305.T>に業務改善命令を行ったことについて、高木長官は、「(今年度)上期実績のかい離幅が大きく、(みずほからの)報告の中身を精査して、早く中小企業金融にしっかり取り組んでもらいたいということで業務改善命令を出した」と説明した。
みずほ以外の目標未達行については、営業店別の目標設定など、「きちんとした取り組みをしていた」と評した。その上で、「今後の状況については、きちんとフォローアップしていく必要があると思っているが、この時点で業務改善命令を打つ必要はないと判断した」と語った。
(02/03 18:12)