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(回答先: ▼12月失業率/失業率が示す以上に雇用情勢は厳しい【YenDokki!】 投稿者 ご破算に願いましては 日時 2003 年 1 月 31 日 14:09:25)
失敗したので、もう一回・・・
2001年に急上昇した失業率は、2002年に入ってから(過去最悪水準とはいえ)上 昇が一服している。BNPパリバ証券会社・経済調査部ジュニアエコノミストの加藤あずささんによると、「これは、高齢化の影響に加えて、雇用情勢のあまりの厳しさ に就職自体をあきらめる人が増加し、労働市場から退出する人(非労働力人口) が増加している影響である」と言う。つまり、「失業率が示す以上に雇用情勢は厳しい」といえる。実 際、就業者数は、(12月は前月から1万人増加したが)昨年12月に比べて71万人も 減少しており、現在も減少トレンドが続いている。
<雇用情勢の悪 化は今後も続く見通し> 2003年度もデフレが続くため、内需回復の見通しは全くたたない。また、唯一の 回復要因である輸出も、その鍵を握る米国の成長率が2002年10-12月の前期比年率 0.7%に続き、2003年1-3月も同様の低成長にとどまるとみられる。このため、「当面は緩慢な回復、もしくは横ばい程度になる」と見ている。輸出の伸びが緩慢であれば、 内需の緩やかな縮小に相殺されてしまうため、2003年度の日本経済はゼロ成長 (仮に輸出が下振れすればマイナス成長)にとどまる見込み。需給ギャッ プの拡大が続く中で、雇用の回復はまったく見込めそうにない。さらに、デフレ による実質雇用コストの高止まりが、企業にとって過大は負担となっており、名目賃金と雇用に一層の削減圧力を加わえている。「職探しをあきらめる人」が今 後も増えるとみられるため失業率の上昇こそ限定的とみられるが、「雇用情勢の悪 化は今後も続く見通し」と言う。