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01/30 16:57 菓子メーカーの倒産相次ぐ 手作りやコンビニにシフ 経済502
共同
手作りの味や高級感を打ち出した菓子店が人気を集める中、工場
で機械生産する菓子メーカーの倒産が近年相次いでいる。
民間信用調査会社の帝国データバンクによると、不景気で企業の
贈答品需要が減ったことや、同じ大量生産の菓子なら値段が安くて
手軽なコンビニ商品を買う消費者が増えたことなどがある、という
。
今月二十四日、大阪、名古屋両証券取引所に上場、全国に約千百
店を展開しているタカラブネ(京都府久御山町)が民事再生法の適
用を申請。二○○二年にはパンと和洋菓子の「札幌キムラヤ」(札
幌市)、洋菓子の「ジャスト」(大阪市)などが法的整理され、○
一年十月にはシュークリームの「洋菓子のヒロタ」(神戸市)も破
たんした。
不景気に加え少子化の影響などで、菓子需要がここ数年横ばいの
中「大量出店や設備投資で多額の負債を抱えているのに、ブランド
名にあぐらをかいて営業努力や商品開発を怠った」(帝国データ)
ことも原因だ。
一方、洋菓子のアンリ・シャルパンティエ(兵庫県芦屋市)やケ
ーニヒスクローネ(神戸市)などは、デパートの地下売り場に出店
、売り上げを伸ばしている。阪神百貨店によると、売り場にキッチ
ンを設けて加工する新鮮さや高級感が受けているという。
ただ、多店舗展開を進めている両社に「店が増えすぎると『知る
人ぞ知る』という魅力がなくなり衰退する」(大手百貨店)との指
摘もある。
(了) 030130 1656
[2003-01-30-16:57]