現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産20 > 293.html ★阿修羅♪ |
|
インターネット証券主要5社の2003年3月期の第三・四半期まで(02年4−12月)の累計決算が29日、出そろった。ネット証券は短期売買を繰り返す信用取引で業績を拡大させてきたが、長引く株価低迷と顧客の争奪激化から、純損益で2社が赤字、2社が大幅減益となるなど、失速が鮮明になった。
最大手の松井証券は連結決算で、売り上げに当たる営業収益が103億円と前年同期より11.3%伸びたものの、システム切り替えに伴うコスト増などが響き純利益が22.3%減った。松井道夫社長は「相場環境が悪く、決して楽観できない」と、一層のコスト削減に取り組む姿勢を強調した。
イー・トレードも、信用取引が伸びたものの、販売・一般管理費が膨らみ連結純利益が28.8%減となった。
マネックス証券は株価低迷の影響で株式委託手数料が減少、単独決算の営業収益が落ち込み、純損益の赤字も13億円に拡大した。DLJディレクトSFG証券も赤字に転落した。
一方、カブドットコム証券は信用取引の口座数が伸び、広告宣伝と人件費を抑えた結果、営業収益は75.0%増、純損益も7000万円の黒字に転換した。