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(回答先: 昨年の鉱工業生産、2年連続低下の1・4%減【読売新聞】 投稿者 ご破算に願いましては 日時 2003 年 1 月 29 日 14:28:34)
02年12月の鉱工業生産指数は前月比▲0.1%とほぼ横這いとなった。この結果、10−12月の 生産指数は、前月比▲0.9%と1年振りに四半期ベースで減少に転じた。BNPパリバ証券会社・経済調査部エコノミストの村上尚己さんは、1月、2月 の予測指数は、1月前月比+2.1%、2月同▲1.1%となり、「予測指数通りとすれば 1−3月は10−12月対比で再びプラスに転じる見込み」と語る。また02年10−12月、03年1−3月とならせば、「生産はほぼ横ばいが続いている」ことになる。
<輸出回復基調を背景に、日本経済は何とか横這い続く> 02年1−3月から7−9月まで回復した生産が、10−12月から横這いまで減速したの は、米経済の停滞を背景に7−9月から輸出が減速したことが背景にある。国内に 回復要因がほとんどないため日本の生産は輸出動向に規定されるが、頼みの輸出 は7−9月には前期比横這いまで減速した後、10−12月は前期比で+3〜4%程度の プラスに転じており、緩慢ながらも回復は持続している。10−12月の鉱工業生産 の生産指数が減少したため、日本経済がすでにピークアウトしているとの見方も 多い。だが、「輸出の回復基調が続いていることを背景に、日本経済は何とか横這い が続いている」と言う。
<設備投資は引き続き若干減少した見通し> もっとも、輸出が回復傾向にあるにも関わらず、国内需要は一向に回復する兆し はみられない。現在、輸出の持ち直しで日本経済は何とか持ちこたえている状 況で、輸出が少しでも下振れすればすぐさまマイナス成長に陥るリスクが大き い。12月の生産統計を受けて2月14日に発表されるGDPベースの設備投資を試算し たところ、「前期比▲0.3%と7−9月に引き続き、若干減少した見通し」と言う。