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ニューヨーク 1月28日(ブルームバーグ):国際スワップ・デリバティブ協会(ISDA)は近く、市場規模が約2兆ドルとなっているクレジット・デリバティブについて、米国と欧州に共通の基準を発表する。保証対象企業の債務再編をデフォルト(債務不履行)と認めるかどうかについて、欧州と米国で意見が分かれているためだ。
欧州では債務再編がデフォルトと認められ、保証企業が支払いに応じるのに対し、米国では追加の条件を満たす必要がある。デリバティブ(金融派生商品)を取り扱う証券会社など575社を代表するISDAは、基準を採用することによりあつれきが減り取引が円滑化されるとして、3月17日から新基準を採用するよう、会員企業に呼びかけている。
M&A(企業の合併・買収)を手掛ける法律事務所リンクレーターズのパートナー(共同出資者)ファース氏は「食い違いが起こらないように、全員が一斉に(新基準への移行を)行うことが重要だ」と指摘している。ISDAのポリシーディレクター、マーシャル氏によると、同協会は新ガイドラインの印刷を2月3日に開始し、2月の第1−2週に会員に配布する予定。
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