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ワシントン1月28日(ブルームバーグ):米商務省が28日発表した昨年 12月の米製造業耐久財受注額は1701億ドルで、前月比0.2%増にとどまった。自動車・同部品(4.5%減)、通信機器(21.2%減)、加工金属(1.1% 減)などが落ち込んだ影響で、伸び率は市場予想(ブルームバーグ調査の中央値0.8%増)を下回った。11月は同1.3%減と、速報値の1.5%減から上方修正された。
変動の大きい輸送用機器を除く受注額は12月に1206億ドルとなり、前月比1.1%増加した。前月は2.0%減と、速報の1.3%減から下方修正された。12 月は輸送用機器以外では、国防資本財が17.4%増(前月34.2%増)と2ヵ月連続で大きく伸びた。またコンピューターは12.1%増(前月6.0%減)と大幅増加に転じた。
国防部門を除外すると、前月比0.2%減(前月2.3%減)と2ヵ月連続マイナスとなり、民間需要の低迷を裏付けている。企業設備投資の先行きを示す航空機を除く非国防資本財受注は0.1%減(前月3.1%減)と2ヵ月連続マイナスを記録、設備投資の先行き不透明感がぬぐえない。