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01/27 11:31 全金融取引に課税方針 ベネズエラ、為替安定狙い 外経29
【カラカス26日共同】ベネズエラのチャベス大統領は二十六日
、外国為替取引などすべての金融取引に新たに課税する方針を固め
、二週間以内に法案を提出する意向を明らかにした。
ゼネストによる政情不安から現地通貨ボリバルが対ドルで大幅下
落、政府は二十八日までの五営業日にわたる外貨取引の停止を決め
たばかり。今回の課税方針は長期化するストで懸念される資本逃避
を未然に防ぐとともに、投機的な外貨取引を抑制、ボリバルの安定
化を図る狙いがあるとみられる。
ブラジル南部ポルトアレグレで開かれている世界社会フォーラム
で大統領が記者団に語った。
チャベス大統領は課税対象や時期など詳細への言及は避けた。ロ
サレス生産貿易相によると、食料や保健、教育分野に加え、農業原
料の輸出入に必要な外貨は保証するほか、スト不参加の輸出入業者
には外貨を優先的に割り当てる方針。
ベネズエラ中銀発表によると、外貨準備高は現在百三十六億ドル
でスト前の昨年十一月末と比べ約二十二億ドル減少した。通貨ボリ
バルもこの期間、対ドルで28%も下落したほか、原油生産の落ち
込みで財政事情が悪化、二○○三年度当初予算の10%削減を決め
ている。
(了) 030127 1130
[2003-01-27-11:31]