★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産20 > 123.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
http://www.asyura.us/2003/hasan20/msg/123.html
中小業者52%が“損税” 消費税の免税点下げ 経産省調査 「しんぶん赤旗」
投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 27 日 19:34:27:


 政府・与党がねらう消費税の免税点の引き下げ(来年四月予定)が実施されると、新たに課税対象となる中小企業のうち、半数以上が消費税を価格に転嫁できず、身銭を切って負担せざるをえないことが、二十六日までに明らかになりました。

 日本共産党の佐々木憲昭議員に対する平沼赳夫経済産業相の答弁(衆院予算委員会、二十四日)をうけ、同省が調査結果を公表しました。

 調査は昨年八月上旬から九月上旬にかけて、一万一千七百十七事業者を対象に実施されたもの(「中小企業における消費税実態調査」、アンケート回収率77・3%)。免税点引き下げで課税業者となった場合、消費税を価格に転嫁できない中小業者は52・3%となります。

 消費税は本来、消費者が負担したものを企業が受け取ったものとみなし、企業側に納税義務が課されます。しかし、実際には、中小業者の多くが価格競争のなかで、消費税を価格に転嫁できない状況が広がっています。もし、中小業者が消費税を価格に転嫁できなければ、消費税は納税義務のある中小業者の負担に転嫁されます。

 そのため、中小業者の負担を軽減するために一定の売上高以下の中小業者の納税義務を免除する仕組みが、消費税の免税点制度です。

 政府・与党は、この免税点の適用上限を現行の課税売上高三千万円から、同一千万円に引き下げることを決定しました。

 二十四日の予算委員会で佐々木議員は、消費税による仕入れ価格の上昇分を価格に転嫁できなければ、中小業者にとって「損税になる」と指摘。「身銭を切って納税する業者がさらに増えるではないか」として、「本当にその負担に耐えられると思っているのか」と追及しました。

 平沼経済産業相は、「転嫁できない業者が統計上、若干増える」と答弁し、「中小業者がそういう割を食うことがないように、徹底的なPR(広報活動)をする」とのべるだけで、負担増を容認しました。

2003年1月27日(月)「しんぶん赤旗」

 次へ  前へ

国家破産20掲示板へ



フォローアップ:



 

 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。