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日本が「世界恐慌時の欧州」と化すことを危惧する米国
●イラク問題が一旦収束の来年3月以降、景況感が一気に好転も
2003年の米国経済を展望するうえで、@地政学リスク、Aグロ−バルデフレ(要素価格の統一化)、 B世界的な信用収縮(キャピタルクランチ)がどのような影響を与えるがポイントとなる。
地政学リスクについては、今年12月に予定されるイラクの大量破壊兵器計画の全容明示及び 大統領宮殿関連施設の無条件査察が焦点であり、戦争突入リスクは来年1月、2月が高い。逆に 査察が順調に進み、国連査察団が2月下旬に安全保障理事会へ報告書を提出した場合は、米国 はイラク攻撃の大義名分を失い、戦争リスクは当面回避される。このため、来年3月以降はど ちらにせよ、イラク問題が一旦収束に向かうものとみられ、その場合、湾岸戦争及びアフガン 戦争の時と同様、個人消費がV字型に回復し、景況感が一気に好転する可能性がある。今夏以 降の米国景気減速は、イラク情勢緊迫化による消費者センチメントの悪化が大きく影響している だけに、地政学リスクはマーケットにとって振り子のようなコンセンサスの反動要因となる。
●米国はグローバルデフレに強い経済構造を持つ
以下略
参照
http://about.reuters.com/japan/trader/backnumber/87_1202/contribution.html