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衆院予算委で首相サラリ
衆院予算委員会は二十三日午前、小泉純一郎首相と全閣僚が出席し、二〇〇二年度補正予算案に関する基本的質疑に入った。首相は、〇二年度補正予算編成によって、新規国債発行額が三十兆円枠を突破したことなどについて「もっと大きなことを考えなければならない。この程度の約束を守れなかったことは大したことではない」と述べた。
民主党の菅直人代表が、首相の公約だった国債発行三十兆円枠のほか、八月十五日の靖国神社参拝、ペイオフ完全実施を行わなかったことを「公約違反」と追及したのに答えた。菅氏は「この程度の約束は、いくらでもほごにしていいことを自ら認めたものだ」と厳しく批判した。
首相は補正予算編成について「政策転換など全然していない。行財政改革の方向を変える気持ちはまったくない」と、構造改革を推進する考えに変わりのないことを強調した。
デフレ対策としてインフレ目標を導入することについては「インフレターゲットという言葉を使ったことはない。新たな問題も出てくる」と述べ、慎重な姿勢をあらためて示した。
継続審議となっている有事法制関連三法案については「今国会でぜひ成立を期したい。野党第一党の民主党の意見も尊重し、あるべき国の姿をつくっていくべきだ」と述べ、民主党の協力を得た上での法案成立に期待感を示した。