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社会保障審議会(厚生労働相の諮問機関)の年金部会が22日開かれ、厚生労働省が昨年暮まとめた年金改革の骨格案ついて本格議論を始めた。保険料を一定水準で固定し、財政状況に応じて給付を変動させる新方式を支持する意見が大勢を占める一方、厚労省が示した固定保険料20%(現行13.58%)には「高すぎる」との意見が多かった。
次回からは、給付と負担の在り方や年金の根幹を揺るがす少子化への対応など個別テーマを議論。今秋までに同省案をまとめ、12月に政府案を決定。来年の通常国会に年金改革案を提出する。
22日の部会では、骨格案の保険料20%に対し「医療保険や介護保険の負担を考えると大きすぎる」との意見が多かった。さらに、世代間の不均衡是正のため、すでに年金を受給している人も含めた給付水準の引き下げが不可欠だとの主張もあった。このため今後は、いつ、どの水準で保険料を固定するかが焦点となる。 【三岡昭博】(毎日新聞)