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大手銀行のアジア向け融資が急減している。国際業務を展開する4大銀行グループと住友信託銀行の残高の合計は2002年9月末で約5兆4000億円となり、前年比16.9%減少した。各行が事業拡大に力を注ぐ中国向けも同7.5%減。自己資本比率を高めるためにリスクの高い資産の圧縮を進めているためで、邦銀のアジアでの存在感が低下している。
大手行のアジア向け融資は次第に減少し、特に2002年度に入り下げ幅が拡大してきた。減少額はすでに昨年度1年間の3800億円の3倍を超えて1兆3000億円に近づいている。
邦銀全体でも、国際決済銀行(BIS)の国際与信統計(日本分集計)によると、アジア・太平洋向け(発展途上国に限ったベース)の債権は412億ドルで前年比22.3%減少。アジア危機が表面化する前の1997年6月末の3分の1の水準を割り込んだ。 (07:06)