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中国石油化工:資源不足が発展のネックに
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『中新網』北京18日付報道によると、同日に開かれたシンポジウムで、A株も発行する中国石油化工股フェン有限公司[香港上場、中国石油化工、0386]の李毅中総経理が資源問題と同グループの前途について語った。
中国はアジア太平洋地域の中でも最大のエネルギー生産国であり、消費国でもあるがため、国民経済の急成長にともなうエネルギー工業の発展も期待されている。
昨年の中国における原油生産量は1.65億トン、天然ガス生産量は273億立方メートルとなり、石油消費量は2億トン、原油輸入量は6500万トンを越えた。李氏によれば、経済発展にともなってさらに石油輸入量が増加する可能性があり、つまり従来に代わる資源を導入していくことが国民経済の発展に関わる戦略的問題となっている。
同社は、資源開発から精錬までの一体化業務ラインを備えたエネルギー生産企業である。しかし自給原油が加工量に占める割合は3割に満たず、代替資源をどうするかが発展のネックとなっている。昨年、同グループは5000万トン近い原油を輸入したが、国際市場の変化に振り回される結果となった。過去の経験を教訓として、李氏は「リスク回避と競争力向上のため、原油や天然ガスの探鉱に注力し、グループ内に占める資源開発部門の役割を強化しなくてはならない。」と主張した。
同社は創業以来資源拡大を重視しており、国内全体と海外を視野に入れた資源発展戦略を実施してきた。第9期五カ年計画期間(1996年から2000年)中、グループの資源開発部門は著しく成長し、新しく掘り当てた石油埋蔵量は9.08億トン、天然ガス地質埋蔵量は1600億立方メートルとなっている。
現在では海外の探鉱、開発事業にも参入し、その他いくつかの協力事業も展開中である。