現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産19 > 451.html ★阿修羅♪ |
|
金融庁は18日、生命保険会社が契約者に約束した運用利回り(予定利率)を破たん前に引き下げるための保険業法の改正原案をまとめた。経営の悪化した生保が予定利率の引き下げを金融庁に申請。金融庁はただちに解約を停止し、資金流出を防ぐ。契約者の反対が1割以下なら引き下げを認める。契約者の損失を小さくするため、引き下げ後の利率は3%程度を下限とする見通しだ。
金融庁は与党との調整を経て、通常国会に保険業法の改正案を提出。2003年度の実施をめざす。
主要生保各社は5%を超えるなど高水準の予定利率に実際の運用利回りが届かず、毎年多額の運用損失を計上して体力をすり減らしている。利率を下げれば損失を小さくできるが、契約者が受け取る保険金が減るため、現在は破たん時にしか認められていない。しかし最近の株価下落で生保の体力は一段と低下しており、破たん前の利率引き下げを認めることにした。