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【ワシントン=吉次弘志】米商務省が17日発表した11月の貿易収支(サービスを含む国際収支ベース、季節調整済み)の赤字は前月比13.9%増の400億9700万ドル(約4兆7000億円)となった。単月の赤字としては過去最大。米西海岸の港湾ストの影響で落ち込んだ輸入が正常化し、結果的に赤字が膨らんだ。
11月の収支の内訳を見ると、輸出は前月比1.1%増の831億9100万ドル。輸入は消費財を中心に4.9%増の1232億8800万ドルに達した。
12月のクリスマス商戦をにらみ、関連商品を前倒しで輸入する動きが強まった。西海岸港湾ストの正常化に伴い、前月まで滞っていた輸入が急回復した面もある。
貿易収支を国・地域別に見ると、対日赤字(サービスを除く通関ベース、季節調整前)は前月比0.5%増の64億9200万ドル。対中赤字は9.7%増の104億5000万ドルで、過去2番目の高水準になった。
貿易赤字の増加を受け、米産業界からドル安を求める声が強まる可能性もある。ただ米政権は財務長官の交代後の為替政策は変更しないとの立場で、人為的な介入は控える姿勢だ。 (23:59)