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【ワシントン=吉次弘志】米連邦準備理事会(FRB)が17日発表した昨年12月の米鉱工業生産指数(1997年=100、季節調整済み)は110.6となり、前月に比べ0.2ポイント低下した。11月にわずかながら上昇に転じたが、再び低下した。設備稼働率(全産業)も75.4%と同0.2ポイント低下し、企業の設備投資の停滞が続いている。
2002年の年間を通じた鉱工業生産指数は前年比0.6%の低下。同3.5%減だった2001年に続き2年連続マイナスとなった。
鉱工業生産指数の内訳を見ると、鉱業は上向いたが製造業が前月比0.2ポイント、公益事業が同1.2ポイント低下した。設備稼働率も製造業は73.6%と昨年4月以来の低水準。
ブッシュ政権は昨年後半、個人消費が堅調な間に企業の設備投資が持ち直す「バトンタッチ」のシナリオを描いていた。実際には年後半から設備投資が再下降し、米景気回復の遅れの主因になっている。 (00:02)