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チューリヒ 1月17日(ブルームバーグ):ドイツ銀行や英銀のアビー・ナショナル、スイス生命など、欧州の銀行や保険会社が資産売却を活発化させている。株価下落で損失が膨らんだ欧州の金融機関が昨年とことしに発表している資産売却額は250億ドル(約3兆円)を超える。
一部事業会社の資産売却も加わり、2002年の欧州のM&A(企業の合併・買収)の総額は、少なくともこの5年間で初めて米国を上回った。J.P.モルガン・チェースの欧州金融機関M&A責任者のクールボワン氏は「今のところ、約30件の案件を抱えている。そのほぼ半分は資本増強のための資産売却だ」と話している。
地域別にみると、昨年とことしに発表されている金融機関の資産売却額は、ドイツが100億ドル超、北欧が45億ドル超、イタリアが20億ドル超、英国が 12億ドル超。スイスはクレディ・スイス・グループが決済部門を25億ドルで売却すると発表したほか、チューリッヒ・ファイナンシャル・サービシズやスイス生命などの保険会社が資産売却の方針を明らかにしている。
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