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月〜金曜日発行
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多様化し、日々大きく変化する金融情勢・投資情報を詳細かつ分かりやすく提供している新聞です。内外金融資本市場の流れを深読みできるマーケット情報、銀行・証券会社・保険会社などの動向がいち早く分かる経営情報、株式投資、投資信託、年金などに関する資産運用情報が紙面の3本柱です。アナリストらによる専門家の分析も多数紹介しています。
【ニューヨーク=豊福浩】米銀三位のバンク・オブ・アメリカ(BOA)が発表した昨年十―十二月期決算は純利益が二十六億千四百万ドルと前年同期に比べ二七%増えた。大企業向け貸し出しの焦げ付きが経営を圧迫したものの、好調な住宅ローンやクレジットカード部門が全体の収益を押し上げた。企業の業況悪化が続き、不良債権は同一一・七%増えた。
事業別では個人・中小企業部門が前年同期比三一%の増益。金利低下に伴う住宅ローンの借り換え急増で手数料収入などが大幅に増えたという。個人の旺盛な消費意欲を追い風にクレジットカード部門の利益も三八%増えた。一方、株式市場の低迷に伴う企業の合併・買収(M&A)や新規株式公開の低迷などを受けて、投資銀行部門は四七%の減益となった。
同期には破たんした米航空大手ユナイテッドやエネルギー関連企業などへの融資が焦げ付き、十一億六千五百万ドルを回収不能と判断してバランスシート(貸借対照表)から切り離す最終処理を実施した。ただ、処理額は前年同期に比べると二・四%減った。
同行は昨年末に税金の支払いを巡る問題で内国歳入庁(IRS)と和解し、十―十二月期決算で四億八千八百万ドル(税引き後)を和解金として利益計上している。