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(回答先: 三井住友銀、1000億─1500億円の増資を検討 [ロイター] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 15 日 17:13:25)
金融大手の三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)は15日、1503億円の増資を今年2月に実施すると発表した。不良債権処理を加速させる上で自己資本の拡充が必要と判断した。
増資は、議決権のない優先株の発行で行い、米大手証券のゴールドマン・サックスがすべて引き受ける。これによりSMFGは、経営の健全性を示す自己資本比率は0・48ポイント上昇し、10%前後を確保できる見通しとしている。
同時に、SMFGはゴールドマン・サックスとの提携関係も強化する。具体的には、ゴールドマン・サックスが欧米の企業に行う融資に対する保証業務を10億ドル(約1180億円)を上限に始める。また、世界有数の投資銀行であるゴールドマン・サックスのノウハウを生かし、不良債権の売却や、海外市場での資本調達などの分野でも協力を拡大する。
優先株の配当利回りは年4・5%で、2年後には普通株の転換が可能になる。25年後までにSMFGが返済しない場合、一斉に普通株に転換される。現在の株価で普通株に転換されると、ゴールドマン・サックスの持ち株比率は7%になり、筆頭株主となる。
【優先株】 配当の支払いが普通株より優先される。反面、株主総会での議決権がなく、優先株を保有していても経営には直接関与できない。ただ、配当が滞った場合には株主に議決権が生まれるほか、「転換型」は一定期間が過ぎると普通株に転換できる仕組みになっている。
(1月15日21:10)
★ GSに株式を保有してもらうのは、[竹中プロジェクト」による国有化を避けるための魔除けのつもりなのかな?
しかし、GSは、これで三井住友銀行にツバをつけた気なんだろうね。三井住友銀行が国有化されて大掃除されたら、今回の増資引き受けを楯に超破格値で買取るという算段なのかもしれない。
だったら、国有化されて一時的に1500億円をスッても痛くも痒くもない。
もちろん、4.5%の配当をもらうだけで終わってもいい投資でにはなる。