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【キャンベラ=矢田俊彦】金融庁は14日までに、整理回収機構(RCC)による健全銀行からの不良債権買い取り期間を1年間延長し、2005年3月末までとする方針を固めた。
オーストラリアを訪問中の竹中経済財政・金融相の同行筋が明らかにした。不良債権を買い取って産業再生を図る「産業再生機構」が、今春の発足後2年間を不良債権の集中買い取り期間とするため、足並みをそろえる。今月開会する通常国会に金融再生法の改正案を提出し、「2004年度中の不良債権問題の終結」を目指す。
RCCは現在、破たんした金融機関からの不良債権の買い取り業務のほか、金融システムの早期健全化を図るため、金融再生法に基づいて、時限的に健全銀行が抱える不良債権の買い取りも行っている。
健全銀行からの買い取りは、1999年度から開始し、2002年末までに156の金融機関から元本で2兆2712億円分を買い取った。
公的支援に頼る不良債権処理への批判もあり、健全行からの買い取りは2004年3月末までと期限を区切っていた。
RCCによる健全銀行からの不良債権買い取り期間の延長は、2001年3月末から3年間延期されたのに次いで2度目となる。
(1月15日08:42)