現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産19 > 245.html ★阿修羅♪ |
|
坂口力厚生労働相は14日の閣議後の記者会見で、2004年度に全国民共通の基礎年金に占める国庫負担割合を3分の1から2分の1に引き上げる問題について「一度に引き上げるのではなく、5年または7、8年の時間をとって徐々に移行する方針も考えてよい」と述べ、5年以上の時間をかけた段階的な引き上げを検討すべきだとの考えを強調した。
公的年金の基礎年金部分の国庫負担割合を3分の1から2分の1に引き上げるには、2兆7000億円程度の財源が必要になる。段階的な引き上げ方式を選択肢に挙げる理由として坂口厚労相は「現在の経済状況を勘案すると、税収が順調に回復するかは非常に不透明だ」と指摘した。
年金を含めた社会保障の財源確保策として、消費税率の引き上げを求める声が経済界や与党内から出ていることに関しては「社会保障財源を理由に他のことも含めて消費税を上げる動きもある。例えば、国債の償還費用は国が最大限の歳出削減によって賄うべきだ」と述べた。 (13:00)