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【バーゼル(スイス)=磯山友幸】国際決済銀行(BIS)で13日開いた主要国中央銀行総裁会議は、今年の日本経済の見通しについて「プラス成長だが回復は鈍い」との見方で一致した。議長のジョージ・イングランド銀行総裁が記者団に語った。
日本の回復が依然として鈍いことについて、ジョージ氏は「不良債権の処理に長い時間を要していることが、関係している」と述べ、日本が不良債権処理を進めることが重要だとの認識を示した。世界経済全体については「ゆっくりだが着実に回復過程にある」と指摘した。
出席した日銀の速水優総裁は、会議参加者の日本への認識に関し「不良債権処理とデフレ対策をきちんとやることが大事だということだ」と述べた。各中銀総裁が日本の金融システムの状況を依然として危機的だとみているのではないか、との記者団の問いには「マスコミが騒いでいるだけだ」と否定した。 (23:00)