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日本銀行が14日発表した貸出・資金吸収動向(速報)によると、2002年の全国銀行の貸出平均残高は前年比4・7%減の425兆8981億円で、91年の統計開始以来、過去最低となった。
前年割れは6年連続で、マイナス幅は、2001年の同3・9%減から3年ぶりに拡大に転じた。
景気回復の遅れで企業の資金需要が低迷しているほか、銀行が信用度の低い企業への貸し出しに慎重になっていることが背景にある。企業が手元資金を有利子負債の返済に充てる動きも影響しているようだ。
一方、日銀が同日発表した2002年12月の全国銀行の貸出平均残高は前年同月比4・6%減の420兆834億円だった。マイナス幅は2か月連続で縮小し、改善の兆しは見られるものの、98年1月以来、60か月連続で前年割れとなった。
このうち、大手銀行(都市銀行、信託銀行、長期信用銀行)は同7・2%減の244兆7613億円で、2か月連続でマイナス幅は縮小した。
(1月14日11:15)